「素晴らしいうちわ」とは言えないかもしれませんが、
小学校3年生の女の子と小学校2年生の男の子が「結の里」で採ってきた竹から一生懸命作りました。ちょっといびつな形をしていますが、キットとかじゃなくて、完全に一から手作りです。
作り始めたのは、夏の暑い日でした。
完成した日ですか?秋の台風一過の寒い日。今日(10月30日)ですね。来年の夏には役に立つはずです。奇しくも、「ちょっと冷えてきたし、早いかもしれないけど干し柿作ろうか。」と、渋柿取りに行った、今日です。パープルホールで行われる【市民文化祭り】への出店には、何とか間に合いました。
夏休みにキャンプに行った際に採ってきた竹。竹トンボ作ったり、コップにしたり、灯篭にしたり。色んな事に使った竹ですが、【うちわ】を作りたいと言い出したのは誰だったか、、、とまぁ、そんなこんなで、【うちわ】を作ることになったのですが、子ども達が作るということは、僕が作れないといけない。そして、僕は作ったことがない。試行錯誤をして、商工会で教えて頂いて、、、仕事の合間に何本か作って、一応教えれるようになるまでには、一ヶ月かかりました(笑)
こんな感じで作りました。
①採ってきた竹をまずは油抜き。
バーナーで炙って、行いました。目を離すような事は出来ませんが、竹に慣れてきた最近はバーナー使うのも安定感がありました。炙って擦って炙って擦って。
②次に竹を手頃の大きさに割ります。
自転車後ろに通ってますが、ウチの自転車置き場?的なところでやってます。改めて写真を見ると、道の真ん中で作業をしているようだ。
割った竹。次に竹の繊維質の部分以外のところ(外側と内側)を削り取ってしまします。これしないと、この後の竹を割いていく作業で泣きます。今回は、焦がしてしまってから、ステンレスのたわしで擦ってみました。
②裂きます。(個人的には、これが一番むつかしい。)
ナイフで切れ目を入れて、厚さ1ミリ程度ずつに裂いていきます。下手に裂くとちぎれてしまってうちわの骨に出来ないので、真剣そのもの。
③裂いた部分を骨の形に配置。いきなり紐で固定していくのは難しかったので、段ボールで冶具を作りました。
④タコ糸で骨を固定してから、内側の紙を貼ります。
⑤表面にあたる紙に、絵を付けて貼り付けます。
あとは、弱い部分と、まわりに紙を貼り付けて完成です。